工房での出来事を、日記風に綴っています
(記:福田勝司)

パネル3種 組み立て中
 連日猛暑が続きますね。さっきエアコンの無い工房の室温を確認したら、33.7℃でした。じっとり汗をかきながら、半田作業は続きます。

「駿馬」は完成しました。


今は、「マロニエの森」の半田中です。


夕立が恋しいです。
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パネル3種 カット中


ガラスカットがしばらく続いています。
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パネル3種 制作中


ご注文制作が、3種同時進行しています。
題はそれぞれ「駿馬」「マロニエの森」「ぶどう」です。現在は、まだ型紙の段階ですが、後者2点に関しては、観音扉式の額縁が仕上がっています。
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自主制作「老桜」:完成
「老桜」の焼きあがったパネル3枚を真鍮の枠材で1枚に仕上げます。


取り付ける窓には、あらかじめ、障子紙を貼った木枠を取り付けて置きます。


さて、いよいよ作品を押縁で固定して完成です。




玄関がぱっと華やかになりました。
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自主制作「老桜」:ガラスカット
 パピエ・ド・ヴェールの大作「老桜」を制作しています。
 今は、枝と花の部分に色ガラスを配置していく工程です。

 まず、幹と枝ですが、先に描いたグリザイユの輪郭を紙に写し取り、その紙を型紙としてグレーのガラスを切っていきます。その切ったガラスの枝を、グリザイユの上に配置していきます。


 次に花ですが、特別に薄く伸ばしてあるゴールドピンクのガラスを丸く切って、枝の合間に配置していきます。
 このピンクのガラスはとても高価で、B3版くらいの大きさで12,000円もします。このガラスを2枚使います。


 この後、窯で焼成していきます。
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自主制作「老桜」:原画描き
 地元龍ヶ崎に般若院というお寺があって、その境内にそれはそれは見事な枝垂桜の古木があるのです。樹齢400年といわれていて、横に大きく広がり、くねくねとした樹形が面白いです。花は染井吉野より小さく、清楚な感じです。

 今年も、4月に花見を兼ねてスケッチに行って来ました。


 この老桜を自宅用のパピエ・ド・ベール作品にすべく、注文制作の合間に少しずつ作業を進めています。
 原画は例によって墨画で描きました。コピーを取って型紙を作るときに輪郭がはっきり写るように、花は少し濃い目のピンクで描いています。


 窓のサイズは横130cm×縦80cmですので、3枚のガラスで構成するようにしました。ガラス板にグリザイユで樹形を描き、電機窯で1枚ずつ焼成していきます。


 樹形の焼付けが終わった3枚は、次の工程の時間が取れるまで、しばし窓辺に仮置きです。
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食料確保も仕事のうち
 現在、ヒョウタンを題材にしたステンドを制作中です。施主様の趣味が、ヒョウタンを育てて、内部を処理して乾燥させ、紐などをつけて立派な飾り物(?)に仕立てることだからです。ここのところ、ヒョウタンの勉強です。
 下の写真は、墨画で原画を作成しているところです。


 さて、市内の友人から土地を借りて、畑を作ることにしました。自宅から車で数分のところです。畑仕事は実に中学生の時以来です(そのころ、実家に家庭菜園が有りました)。栽培のハウ・ツー本を買い込み、付け焼刃で畑を作りました。植えたのは、ナス、ピーマン、トマト、オクラ、韮です。日が暮れてから、ようやく3畝完成しました。
 新鮮な野菜で健康増進すると同時に、年間10万円の食費削減を目指します。これからが、楽しみです。

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REVUE完成
REVUEが完成しました。当工房史上最大の1.6m×2.5mです。といっても、搬送時は4分割されていて、現場で金具止めされて1枚になります。
下の写真は、右上に位置する1枚です。


今回は補強枠と、組立て構造の設計、そして組立てマニュアルの作成が大変でした。例によって作品は木箱で輸送し、現場の大工さんたちがマニュアルを見ながら組み立てることになっているからです。大工さんにとって、ステンドグラスという厄介なものを引き受けるのは恐ろしい経験だと想像できます。値段も高いですし。ガラスですから扱いは慎重でなければなりません。

そこで、なるべく簡単に安全に確りと組み立てられる構造を考えました。ステンドの枠は、幅12mmの真鍮鋼で囲み、隣接するステンド同士の位置決めにはホゾに似た入れ子を設けます。
真鍮枠に下穴をあけ、16枚の鉄プレートと64個のタッピンネジを使って締結する構造にしました。下図のマニュアルも同梱しました。


現場でうまく組み立てられるといいのですが。
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「REVUE」組立て開始
横1.6m×縦2.5mのパネル「REVUE」は、組立て段階に入っています。

 輸送や強度を考えて、4分割して制作しています。現場で金具で締結し、1枚になる構造です。


 この写真は、4枚並べて、借り組みしている様子です。


 枠材の組立てが終わったところで、縦2枚が問題なく重なるかテストしています。工房の天井が低いので、玄関の吹き抜けでテストしました。


 この後、仕上げ段階に入ります。
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工房の看板 完成

 夜、自動的に内部の電灯が灯る看板が完成しました。パピエ・ド・ベールで作りましたので、実用を兼ねた広告でもあります。

 私の夢の一つに、夜中、明々と灯るステンドグラスで歩道を華やかにしたいというのがありました。

 少し前の話になりますが、まだ独立する前、会社の残業が伸びると最終バスに間に合わなくなり、駅から自宅まで45分ほど歩いて帰る日がありました。行程の中ほどに、暗い閉店した商店が数件あるのですが、いつも一つだけ店の中から光が漏れているのです。無人の洋品店の中にある、小さなステンドグラスランプです。
 その光を見るたびに、さびしい深夜のバス通りで、ほっと温かい気持ちになれたものです。

 疲れた夜の歩道は寂しいものです。せめてステンドの光で、道を照らしたいと思い続け、今日その夢が叶いました。
 歩道に面した部屋と看板には、EEスイッチという暗さに反応して通電するスイッチを付けて、自動で夜中光が灯るようにしました。両方とも12ワットの蛍光灯ですから、電気代はわずかです。

 まるで、夜の歩道が、ステンドグラス展示場です。
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